2017年2月19日日曜日
SFとしての『けものフレンズ』におけるジャパリパークの陰と陽(仮題)
わーい!
と、まずIQを減らしたところで色々と書いていきたいが、まずは書いておかなければならない事がある。
オーロックスさんの腹筋はいいぞ。
アニメが始まって一部でおおさわぎになっている『けものフレンズ』という作品。
主犯は2月の初旬に知り、先日6話がネット公開されたタイミングで2週間フリーパスチケットを追加購入するまでにハマる事となった。
さて、この『けものフレンズ』。
あらすじとしては「広大な世界で記憶喪失の迷子が自分が何者かを知るために冒険の旅に出る」という非常にわかりやすいジュブナイル的なおはなし。
ところがいざフタを開けてみると、ゆるい空気の中に凄まじくSFっぽいニオイが端々に散りばめられていることに気付く。
その"ニオイ"はすでに第1話「さばんなちほー」において出てきていた。
主人公「かばんちゃん」と、かばんちゃんが最初に出会った『フレンズ』であるサーバルが木陰で休憩するシーン。
一見、何気ない木陰だと思っていたのだが、問題はこの後。
かばんちゃんの左手にあるテーブル。
明らかな人工物が出てきたさらに後のカットで
ツル系の植物が絡まっているのがわかる。
はいそこ、かばんちゃんの背負ってるかばんも人工物だろとか言わない。
おそらくはこのテーブルが置かれてから結構な時間が経っているのだろう。
そして
何かの看板が木に打ち付けられているがそれはすでにその用を成しておらず、さらにその上の金属板とおぼしきものには錆が浮いている。
これが実際に何らかの看板であったとするならば、その文字が消えるほど放置されているということになる。
ペンキで書かれていたであろう文字が消えるくらいの時間。
ペンキの耐用年数は用途にもよるが、5~20年とされている。
この「さばんなちほー」の環境ではもうちょっと短いかもしれない。
ただ、なんにしろこれで結構な時間が経っているであろうことは想像できるのだ。
さらにソファとおぼしきものまで。
主犯は初見ではこのシーンを普通に流してしまい、この事をえらく恥じ入ることになる。
(続)
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